今回の「サイクリングガイド基礎講習会」は、ツアー実務経験のない一般上級サイクリストや、サイクリング経験に乏しいツアー事業者などを対象とするもので、本来であれば多数の参加者を見込んでいましたが、緊急事態宣言の全国的な拡がりと延長を受け、募集時の2日程から宣言解除後の1日程に削減し、感染予防対策の観点から最小限の人数で実施しました。
会期中は雨天の予報から好転し、実走研修では一度も雨に濡れることなく、座学では感染対策のため会場入口と窓を全開放しても暑からず寒からず望外に快適でしたので、2日間で延べ24時間にもおよぶハードな講習を無事に完遂できました。
また、今回は初参加の一般参加者に加え、昨年度までの検定講習でJCA/JCGA公認サイクリングガイドの認定を受けた一般会員もブラッシュアップ研修として参加。JCGAでは、年々レベルアップするガイド技術を共有し、会員ガイド各員のツアー運営にフィードバックすることも重視しています。
なお、今回新規の講習参加者は、JCGA賛助会員として当ホームページ内の「サイクリングガイドTrainee」一覧に氏名と居住地が掲載されます。
座学はすべての戸を全開放し、参加者同士の間隔も空けて実施しました。
細い一方通行路の踏切では後続車両に人数規模を見せるため先頭ガイドの位置取りも重要。