愛媛県サイクリングガイド養成推進協議会が主催する2015年度事業、「愛媛県サイクリングガイド養成講習会」(以下「本講習会」)について、日本サイクリングガイド協会が講習実務を担ってまいりましたが、2015年11月21日・22日に実施したJCA公認サイクリングガイド(ベーシック)検定試験(以下「検定試験」)をもって全日程を終了いたしました。
本講習会では、「愛媛県の観光や地域振興にスポーツサイクルを活用するための人材を育成すること」を目的として、サイクリングガイドに必要な知識・スキルを、座学と実技の両面から全10回に渡って学びました。受講者のみなさんは講習会以外でも自主的な練習やディスカッション等を重ね、講習スタート時から比較すると目を見張るような上達ぶりでした。
そして11月21日・22日の最終講習日程では、サイクリングガイドの知識・スキルのレベルを判断する上でひとつの指針としたJCA公認サイクリングガイド(ベーシック)検定試験を実施。本講習会受講者のうち13名が受験いたしました。(公財)日本サイクリング協会の検定員を招聘し、交通法規およびガイディングに関する知識を問う筆記試験、自転車整備についての実技試験、実際に路上を走行してガイディングの技量を問う走行試験を実施しました。なお、この検定試験の結果は、JCGAおよびJCAより後日発表予定です。
本講習会を修了した17名は、今後の愛媛県におけるサイクリング及びサイクルツーリズムの振興に、さまざまな場面で貢献していく予定です。中でも検定試験の合格者はその中核としての活躍が期待されます。
約半年におよぶ本講習会を事故やトラブルもなく終えることができましたのも、関係者各位と受講者のみなさまの多大なご協力あってのことです。心よりお礼申し上げます。
日本サイクリングガイド協会は、本講習会で得た知見を今後の講習プログラムにフィードバックし、サイクリングガイドの育成に活かしてまいります。引き続きご支援よろしくお願いいたします。