愛媛県長寿介護課が主催する「2015春 アクティブシニアスポーツサイクル体験会」に、日本サイクリングガイド協会より代表・渋井、理事・門田の2名を講師として派遣いたしました。
この体験会は、スポーツサイクリングを通じた介護いらずの健康づくり、趣味としての生きがいづくり、仲間との友情づくりなどを通じ、明るい長寿社会の実現に寄与するとともに、愛媛県が推進する「自転車新文化」をシニア層の方々にも広げていこうという趣旨のもと、無料で参加できる体験会です。
6月4日に東予(今治市)、5日に南予(大洲市)、6日に中予(松山市)と、3会場において実施されました。ここでは東予会場の様子をお伝えします。
集合場所となったのは、今治市内の「はしはま自動車教習所」。
教習所のご協力により、二輪教習コースを用いた講習を行います。会場には参加者と講師のための自転車がずらりと並べられました。
レンタルヘルメットのサイズ合わせを行う参加者の皆さん。
冒頭には、菅良二 今治市長にご挨拶をいただきました。菅市長は自らもサイクリストであり、この日も公務の合間を縫って自転車で駆けつけてくださいました。
教習コースに出て、入念にストレッチを行います。
そして、スポーツサイクルの基本操作をしっかりと学んでいただきます。乗り降りや発進のしかた、ブレーキのかけかた等を反復練習します。
コースを何周も走りながら、ギアチェンジなども覚えます。
少しでも乗りにくそうにしている方がいれば、講師がサドルの高さを見直すなど、ていねいなフォローを行いました。
教習所での講習を終えたら、いよいよ路上での実走です。
実走の舞台はもちろんしまなみ海道です。来島海峡大橋で大島へ渡り、よしうみバラ公園で折り返すコース。
県内にお住まいでも、ほとんどの方は自転車でしまなみ海道を走るのは初めて。
教習所内で行った反復練習のかいもあり、15km/h強のペースで快調に進みます。隊列もたいへん整っていました。
復路の来島海峡大橋を渡り終える頃には、すっかりさまになっていました。
はましま自動車教習所に戻る前に、希望する参加者のみなさんとサンライズ糸山「風のレストラン」にて交流会を実施しました。当協会代表・渋井が、参加者のみなさんからの質問にお答えしました。
当協会は、このような講習会への講師派遣を通じて、サイクリングの魅力をより多くのみなさんにお伝えしていきます。
また、講習会の講師や講師補助ができる人材の育成にも努めてまいります。